12/27(金)午前の診療受付終了を持ちまして年内の診療は終了とさせて頂きます。
年始は令和7年1/6(月)から通常通り診療を再開致しますので宜しくお願い致します。
※みなみ野眼科クリニック年末年始休診期間:令和6年12/27(金)午後~令和7年1/5(日)まで。
寒さ厳しい折、皆様、ご自愛くださいませ。
みなみ野眼科クリニック
12/27(金)午前の診療受付終了を持ちまして年内の診療は終了とさせて頂きます。
年始は令和7年1/6(月)から通常通り診療を再開致しますので宜しくお願い致します。
※みなみ野眼科クリニック年末年始休診期間:令和6年12/27(金)午後~令和7年1/5(日)まで。
寒さ厳しい折、皆様、ご自愛くださいませ。
みなみ野眼科クリニック
※患者様へのお願い:受診・受付前に必ずお読みください(令和6年8月)
令和6年8月に入り、新型コロナの再度の感染拡大を迎え、実感しています。
また風邪症状主体のマイコプラズマ肺炎や、死亡率の高い「劇症型溶連菌感染症」の感染拡大もニュースになっています。
そのため、受診時のマスク着用は必須とさせて頂きます。
また当院では下記に該当する方の診療は受けかねますので御了承下さい。
※当院には御高齢の方、糖尿病、高血圧症、慢性腎炎などの基礎疾患をお持ちの方の御来院が多いため、新型コロナに罹患した際には「重症化、後遺症発症」が懸念されます。
ご理解、ご協力の程をお願い申し上げます。
※上記に該当する方はオンライン資格確認システム受付前に必ずスタッフにお声掛けください。
追記1:現在時点ではオンライン資格確認システムの導入は完了しておりません。導入完了の際にはHPにてお知らせさせて頂きます。
追記2:令和6年は7~9月に新型コロナウイルス感染症のピークを迎えると予測されていました。
厚生労働省、国立感染症研究所によると『新型コロナウイルス感染症の第9波以降、令和6年5月より全国で新型コロナウイルス陽性者が再び増加傾向にある。昨年も同時期(夏季:8月末~9月)に感染者数が急増した事を考えると、今後も更に感染者が増えることが見込まれる』との事です。
新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に移行した後、1年以上が経過しましたが、今夏も再び感染拡大が現実となっています。
新型コロナ感染症や、種々のウイルス感染症に対し今一度、危機感を持たれ、御家族と御自身を守るために警戒を怠らない様に致しましょう。
令和6年8月18日 医)幸乃会 みなみ野眼科クリニック
患者様各位殿
昨年5月8日 (月)より新型コロナウイルス感染症は「5類扱い」となり、同年3月13日からは政府の方針で「マスク着用は個人判断に委ねることを基本とする」となりました。その際に「当院受診の際にはマスク着用を」とお願い致しておりましたが、患者様皆様のご協力頂き心より感謝申し上げます。
現在に至りましても、患者様から「新型コロナ・インフルエンザに罹患したが、いつ頃受診してよいか?」等のお電話でのお問い合わせが多く、また市内の小中学校の学級閉鎖も留まる事が無いのが実情です。
※市立小中学校学級閉鎖状況※ https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kurashi/kyoiku/003/009/001/p004843.html
新学期も始まり、今後の感染拡大が懸念されます。
眼科は高齢者の白内障、糖尿病・高血圧症・腎不全・悪性腫瘍にて免疫抑制剤(ステロイド剤)や、抗がん剤にて治療中等、重症化リスクを持たれました患者様が多く受診される科目です。
厚生労働省より「マスクの着用は個人の判断が基本となる」との考えが示されましたが、医療機関には高齢者など重症化リスクの高い方が多くいらっしゃることから、当院では、引き続きスタッフはマスクの着用のお願いを継続いたします。
厚労省のマスク着用に付きましても「医療機関受診、高齢者施設訪問時には周囲の方に感染を広げないためにマスクを着用しましょう」と明記されています。引き続き当院受診の際には患者様、お付き添いの方のマスク着用をお願い申し上げます。
参考:厚生労働省「マスクの着用について」 ↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html
また、新型コロナウイルスは結膜炎が初期症状とも言われています。その為、「今後、新型コロナ患者は一番に眼科を受診する事になるであろう」とも啓蒙されています。
メヤニ等の結膜炎症状が先立ち、その数日後に発熱し、時には発熱を伴わない事例もあります。従来のアデノウイルスによる咽頭結膜熱と同様であり、両者の鑑別は極めて困難と言われております。当院では各種ウイルス検査に対応が難しい状況にあり、対応していません。眼科的感染症を疑われた方は、他の医療機関に電話にてお問い合わせの上、御受診をお願い致します。
※みなみ野クリニックセンターは動線を分ける事が出来ません※
5類にはなりましたが、引き続き「風邪症状のある方」「結膜炎症状の方」は当院受診の延期か他院への受診相談をお願い致します。
当院では「ウイルス性結膜炎を診ない」のではなく「ウイルス性結膜炎を疑った場合に、的確な診断が出来ない」事を御理解頂けますと幸いです。
【追記】
★新型コロナ・インフルエンザに罹患された方より電話が多く「患者様のお薬をどの様にしてお渡しするか」等の内容で、各薬局との電話での交渉時間が30~40分と長くなる事から、電話対応が大変難しくなっています。患者様よりお叱りを頂く事も少なくない現状です。患者様には大変ご迷惑をお掛け致す事になると思いますが、電話が通じない場合でも体調不良のある方の直接の御来院はお控え下さい。
★同様の事情により、マスク着用の難しい3歳未満のお子様のご受診、又は3歳未満のお子様連れのご受診に関しても対応しておりません。
動線を別に出来ない医療機関の集合体である当クリニックセンター内で診療を行っている当院では、患者様方のご協力が無い限り皆様を感染症から守る事が困難になってしまいます。
同様に、風邪症状(発熱・咳・のどの痛み)でクリニックセンター内の他科受診の患者様方にも、他の患者様方を感染からお守りする為にも、何卒、御協力の程をお願い申し上げます。
令和6年4月7日 みなみ野眼科クリニック
患者様各位
★当院では以下に該当する方々の対応は難しいと考え、受診の延期をお願いしております。
院内感染を防ぎ、患者様方を守るため御協力下さい。
(1) 1か月以内にご本人、もしくは同居のご家族が新型コロナウイルスやアデノウイルスに罹患された場合。
(2) 保育園・幼稚園・学校・会社内に新型コロナ・アデノウイルス感染者がいて接触した可能性のある方。
(3) 周囲で3週間以内に新型コロナ・アデノウイルスの流行があった場合。
(4) ご本人が新型コロナ・アデノウイルス感染者の濃厚接触者に該当している可能性のある方。
(5) ご本人が発熱されてから2週間以上経過していない場合。
(ご本人が発熱した際に施行したPCR・抗原検査などの結果にかかわらず)
(6) 時間・動線を分ける事なく発熱外来を行っている医療機関、又は感染対策を行っていない医療機関と同日に当院
受診予定の方。
(7) 過去2週間以内に他の眼科受診歴のある方:セカンドオピニオン的受診も含む。
※上記理由の詳細は下記に記載致します。
新型コロナウイルス感染症は令和5年5月より「5類引き下げ」なりましたが、新型コロナウイルスのみでなく、インフルエンザ、アデノウイルス感染症も増加の一途にあります。
現在の「第10波」新型コロナ感染拡大の主原因は新たな変異株である「JN.1」に関しては未だに潜伏期間、感染持続期間、重症化率、後遺症などの全容が解明されていません。
眼科は糖尿病、高血圧症などの基礎疾患を持たれた方の受診が多い科目です。また免疫力の低下を認める患者様も少なくありません。
重病に対し①ステロイド投与中 ②免疫抑制剤内服中 ③抗がん剤治療中の方 ④脳腫瘍の方 ⑤腎不全で週に3回の透析 ⑥膠原病治療を行っている方等が該当します。
具体的には糖尿病性網膜症、高血圧性網膜症、腎性網膜症、ステロイド緑内障、内服による視神経障害、抗がん剤による眼副作用の有無の確認等で通院されている方々になります。
上記患者様には新型コロナ、インフルエンザ、アデノ各ウイルス感染は致命傷になりかねない疾患です。
当院受診の際は下記事項にご協力の程をお願い申し上げます。
※受診延期お願いの理由詳細:
①過去最大の感染者数になり得る第10波の原因である新種「JN.1」の特性と後遺症が明確にされていないため。
②家族内・職場内感染に対して十分な問診が取れないため。(個人情報保護の観点より)
③新型コロナウイルスは潜伏期が短いものの、従来の強力な眼科・小児科的感染症であるアデノウィルス感染症(下記2種類)の潜伏期は2週間以上になります。
アデノウイルスは型が多い為、ワクチンも無く有効な治療薬も開発されていません。
・咽頭結膜熱(プール熱):アデノ3型、2型、7型、11型等
・流行性角結膜炎:アデノ8型、19型、37型・・酷い頭痛・眼痛等を伴う2週間を過ごす事が多い傾向にあります。
因みに、アデノウイルスが原因である咽頭結膜熱(プール熱)は、令和5年暮に過去最大の大流行がみられました。その様な事情もあり、可能な限りの徹底的な感染対策を継続しています。
※当院では「ウイルス検査は人員的・時間的・空間的に無理」と判断し、アデノウイルス・新型コロナウイルス・インフルエンザウイルスの迅速診断を行っておりませんので、御了承下さい。
アデノウイルス、新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス等、殆んどの発熱性のウイルス感染は結膜炎症状から始まる場合がありますので注意が必要です。
5類移行後のマスク緩和などの影響で季節外れのインフルエンザ、咽頭結膜熱、新型コロナ感染も収まる事無く、返って増加している傾向にあります。市内の学校では現在も学級閉鎖は留まる事を知りません。
↓ 八王子市 学級閉鎖状況
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kurashi/kyoiku/003/009/001/p004843.html
現在の「第10波」新型コロナ感染拡大の主原因は新たな変異株である「JN.1」に関しては未だに潜伏期間、感染持続期間、重症化率、後遺症などの全容が解明されていません。
【重要】まず、熱・咳が無いからと言って新型コロナウイルス感染は否定できない事を御理解ください。
★みなみ野クリニックセンターはビル診ですので、動線を分ける事が出来ません★
※院内感染予防の為、受診の際には下記に付きに引き続きご協力下さい。
(1)受診前に必ず不織布マスクの着用をお願い致します。
(2)受診の際の同伴者は成人、未成年、乳幼児の方を含め、原則「お2人まで」とさせて頂きます。
【追記】未就学児の方の眼科的検査(斜視・弱視)に関しましては感染症対策の一環で引き続き中止とさせて頂きます。再開の際は本HPにてお知らせいたします。また未就学児以下の患者様の外傷に関しましても「責任を持った医療が困難な状況」と考え、診療中止継続と致しますのでご了承下さいませ。
また諸事情で「当院にて検査・診断・治療が困難」と判断した場合には他の医療機関の受診をお願いする事があります事もご理解下さいませ。
乳幼児の検査対応機関(眼科)に関しましては、八王子市大横保健福祉センター TEL:042-625-9200 等にお問い合わせください。
★新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による症状は、人によって異なります★
※もっともある症状は発熱・咳・倦怠感・味覚または嗅覚の消失です。
※他の症状として、眼の充血または炎症、喉の痛み、頭痛、下痢 と明記されております。
眼の充血や頭痛が、新型コロナの症状である事が、現在に至っても認知されていない事が多い様です。
繰り返しになりますが、熱・咳が無いからと言ってコロナは否定できない事を御理解ください。
報道でも御存知と思いますが「喉の違和感」や「鼻水」の症状だけでPCRにて新型コロナ陽性だった有名人の方も多々おります。またPCRや抗原検査が陰性であっても新型コロナが必ずしも否定できるものでもありません。
最近は新型コロナ感染症とヘルペスウイルス感染症(帯状疱疹・単純ヘルペス)の合併例の報告も散見致します。
一部の方々の中では「熱もないし、咳もないからコロナではない」等の風潮があるようです。熱は無くても「眼の充血」「喉の痛み」「鼻炎症状」等がある場合には新型コロナの可能性はあります。
当院では患者様に対しての抗原検査やPCR検査を施行しておりませんので、新型コロナウイルス感染症を否定できない症状がある場合には「PCR対応施設(眼科を含む)への連絡の上での受診」をお願いしております。
5類引き下げより、マスク着用は個人判断に委ねられ、水際対策緩和と全てが緩和の方向になり、新種の新型コロナウイルス(現在はJN.1)により、過去最大の感染者数になる可能性もあると言われている事も鑑み「5類引き下げ後」も引き続き御協力の程をお願い申し上げます。
最後になりましたが当院HPに関してご意見・ご指摘を頂きました患者様には深く御礼申し上げます。
令和6年2月 みなみ野眼科クリニック
患者様各位
※新型コロナ感染再拡大に関してのお願い※
令和5年9月中旬になり新型コロナ (主に新種:エリス) による感染拡大により 「第9波」 に入った様です。
※一部には 「眼科だからマスクは不要」 とのお考えの方もおります。
然しながら眼科に定期的に通院が必要な患者様の多くは
① ご高齢者 (白内障・緑内障・加齢性黄斑変性症など) の方々
② 糖尿病・高血圧・心臓病・癌などの基礎疾患からくる眼疾患の方々が多い現状です。
いずれもコロナ感染で重症化するリスクの高い方々になります。
眼科だからこそ、不織布マスク着用は必要と思われます。
当院受診の際には引き続き患者様、お付き添いの方の 「不織布マスクの着用」 をお願い致します。
また当院受診前の10日前後に新型コロナに罹患された方や、御家族がおりました際には、受診前に必ずお電話にて御一報下さいます様お願い申し上げます。「新型コロナに感染した」 という方から毎日のように2~3件の電話相談があり、体感的には過去最高の感染者数と思われます。新型コロナが5類になってから窓口業務も増え、電話対応も難しい状況になっておりますが、何卒、ご協力の程をお願い申し上げます。
また、現在、新型コロナは5類に引き下げになりましたが、2類の際と同様に感染力は強く、入院患者数も確実に増えております。
※5類引き下げ後の厚生労働省の考え※
https://www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html
1) 感染対策に関して
https://www.mhlw.go.jp/content/001093687.pdf
事業者(診療所=当院)の判断で不織布マスク着用をお願い致します。
2) 療養期間に関して
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001093929.pdf
感染拡大時期に付き、より強くの御協力をお願い申し上げます。
3) 参考 : 新型コロナ感染力保持期間の数例
① プラスチック・金属の表面など:7日間
② 木材:2日間
③ ガラス表面:4日間
④ 紙幣:4日間
⑤ 衣類:2日間
以上になります。
令和5年9月
充血・痒み・メヤニ等の結膜炎症状に注意!
最新情報より(一部引用)
★結膜炎主体の強力な感染力を持つ新型コロナ(アークトゥルス)について★
従来の新型コロナのオミクロン株以上に感染力の強い新たなオミクロン下位系統が急速に拡散してWHOが緊張している様です。この変異株に感染すると、特に以前の株では多くは無かった「眼の結膜炎症状」が現れることが判り注目を集めているとの事です。
R5年4/19時点での米国のメディアの報道の纏めを下記に記載します。
(1) オミクロン下位系統「XBB.1.16」は今まで米国・インド・中国・シンガポール・オーストラリア・香港など少なくとも29カ国で見つかった。WHOはこの変異株について「我々が注目しなければならない潜在的変化がある」とし、この変異株を「監視下の変異株」リストに入れた。今年1月に初めて見つかったこの変異株には、星座から取ってきた「アークトゥルス」という別称がついた。
(2) この変異株が急速に拡散しているインドでは一日の感染者が2月100人台から最近1万人台と約100倍に急増した。これに伴い、インドの一部地域では公共場所でのマスク着用義務を復活させた。
(3) 米国ではこの変異株が全体感染で占める比率が4月第1週4%から先週7%に増加した。
(4) 外信によると、この変異株の感染者には従来の症状以外に眼の充血、目のかゆみ症状などが報告されている。特に子ども・青少年でこのような症状が顕著に現れるという。 インドの小児科医師は「メヤニがたまってかゆみを伴った結膜炎症状を示す新型コロナ患者が増加している。これは以前の新型コロナの波動では見られなかった現象」としながら「以前の変異株と比較して今回のオミクロン変異株の特徴的な症状とみられる」と報告しているとの事。
(5) 東京大学研究陣は「今回の新オミクロン系統は、別のオミクロン下位系統に比べて1.2倍程実効再生産数が高くなっている」とし「近い未来、全世界に広がる」と警告している。
(6) 香港大学小児青少年科教授は「今回の系統の感染者には眼病症状が現れることから、これらの感染者と接触する時は眼病が移らないように必ず保眼鏡(ゴーグルなど)などを着用しなければならない」と助言した。
(7) ただし、まだこの変異株が重症度を高めるという証拠はない。
上記が現時点での最新情報になります。
当院でもコロナ禍に入ってから「充血は無いがメヤニがでる」という患者様(特に未就学児)が2~3日以内に発熱したという例を何度か経験をして参りました。その後の経過も電話再診などで追う事は出来ませんでした。
結膜炎の原因が「新型コロナの可能性もある」事を説明すると怒って帰られる方も少なくありませんでした。「まさか自分が新型コロナ?」「周りに誰もいないのに?」「こんなに減ってきているのに?」「熱も無いのに?」と思われる方が未だに多い現状にあります。
当院受診の際には新型コロナが5月に5類になりましても、引き続き「充血・メヤニ・かゆみ」の方は、必ず受診前に、電話にて御相談をお願い致します。
眼科は白内障、緑内障、黄斑変性症、ご高齢の方が罹患しやすい疾患や、高血圧・糖尿病など持病から発症する網膜症などで、継続的に通院が必要な患者様の多い科になります。
御高齢者や高血圧・糖尿病は新型コロナ感染症の重症化リスクの高い方々になります。
特効薬も無い今、重症化程度は不明なものの、感染力が強く、結膜炎症状を主体とした新しいオミクロン株の出現に対し、当院では引き続き、油断する事の無い様に診療を行いたいと思います。
動線を別に出来ない医療ビル内で診療を行っている当院では、患者様のご協力が無い限り、継続治療を行っている患者様方を守る事にも限界があります。引き続き、御協力の程をお願い申し上げます。
この新型オミクロンに関する情報に関しましては、患者様御自身も「新型コロナ・アークトゥルス・結膜炎」で検索をお願い致します。重症化しない系統である事を切に望みます。
最後に、自分の恩師である元北里大学病院眼科宮田教授が口にされていた、お言葉「どんな難病よりも結膜炎の原因診断が最も難しい」と。
当時駆け出しだった自分は冗談かと思っておりましたが、今では痛切に感じます。全身の何処かに原因があっても急にメヤニが出たりします。
「たかが結膜炎・・・されど結膜炎」なのです。
令和5年4月23日 みなみ野眼科クリニック
こちらからご覧ください。
コロナ禍における小中学生の近視に関しての質問事項回答
この度、学校医を担当している学校より「小中学生の近視に関して」質問がありました。
その回答を当院HPにも掲載させて頂きます。お子様の近視予防に役立てば幸いです。
質問(1):Chromebook等の適正使用時間に関しての回答
2019年に開始されたGIGAスクール構想がコロナ禍で前倒しされ「児童生徒に1人1台端末」の現実味が帯びてきています。とは言え、成長期の児童、生徒が長時間デジタルデバイスと向き合う状況に、眼等の健康被害が懸念される事も事実です。
大人であればパソコンを長時間観る事によって眼に疲労を感じ、肩こり等の症状が出やすいですが、小中学生は近くにピントを合わせる眼の「調節機能」が元気であるが故に、近くの画面に即時にピント合わせをする事ができます。モニターが近すぎても簡単にピント合わせが可能なため、疲労感も感じにくいと言われています。この状態は「調節緊張・痙攣」と表現する事もあり、仮性近視の正式な医学用語です。逆に(個人差はあるものの)40歳以降では「近くや遠くにピントを合わせる事に時間がかかる、またはピントが合わせられない」という「老眼・老視」になります。医学的正式名称は子供とは逆に「調節衰弱」と呼ばれます。あくまでも眼に他の病気が無い事を前提で解説しています。
小中学生の話に戻りますが、調節が緊張している時間が長引くことで「筋肉疲労」になっている事に自分では気付きにくいのが現実です。そのため近距離での視聴も長時間続ける事が可能です。「子供は大人よりも眼の疲れを訴えにくい」ということを念頭に、「視聴時間や、眼が疲れていないか否か」等と保護者の方が注意して、声かけをする必要があります。時間だけではなく、至近距離で視聴させない、目の疲れにくい環境(保湿など)を作る事も大事と思います。パソコンの周辺環境で言えば、タブレットやノートPCの小さな画面ではなく、外付けモニターを使用して、机やパソコンの高さも子供の姿勢にあった高さに設置する工夫も大事と考えます。
文科省の調査でも明確な適正時間は明記されていません。学校の授業時間、休み時間を参考に「50分程観たら15分は休む」という様な意見が多いと思いますが、近視、遠視、眼鏡の有無等の個人差もありますので適正時間に関しての明言は控えさせて頂きます。但し、長時間のパソコン作業をした後には、窓から遠くの景色をぼんやりと観る事は調節痙攣を癒す事になると考えます。
また当院を受診される患者様には近視化を防ぐ為に「パソコンは50Cm、スマホなどを観る際には30Cmの距離をとって観る事」を推奨しています。また、仰向けで寝た状態でスマホを観ると距離は10Cm程度になってしまうので「寝ながらスマホ、寝ながら読書は控える事」を推奨しています。
近くで観れば観るほど近視化する可能性(調節緊張・痙攣)が高くなると思われるからです。最近ではスマホ等を長時間観ている事によって眼の位置が内側に寄ってしまう「急性内斜視」の患者様も増えています。これは別名「スマホ内斜視」とも呼ばれています。タブレットやスマホなどの小さな画面のデバイスが普及して以降、急速に注目されはじめた症状です。以前から「輻輳痙攣(ふくそうけいれん)と呼ばれておりますが、パソコン・スマホが普及してより急増している事は間違いないと思われます。
また適切な姿勢で観ていない事により近い将来に「頚椎症」等の原因になる事もありますので、注意が必要です。
保護者の方がお子様に「黒板は見えている?」等を聞いてみる事や、近視の初期に診られる「眼を細める」「顔を傾けて見る」事が無いか等も観察する事も近視化の早期発見に繋がると思います。
近視になりたての状態=仮性近視(調節緊張・痙攣)の場合には点眼薬の治療で視力の回復は期待できます。
眼科での検査結果で「真性近視」と診断され、学業や生活に支障がある場合には適正な眼鏡装用が必要になります。近視化し、視力が低下した状態で長期間、眼を細めて見ていると短期間の間に急速な視力低下に繋がります。お子様自身だけでなく、保護者の方のお子様の状態(モノを観る時の眼の状況・姿勢など)の観察・注意も大変重要と思われます。
質問(2):「眼鏡を作ったが慣れない」の質問に関しての回答
メガネに慣れない原因が「見え方」であるのか、メガネをかけると側頭部や耳の周囲などが痛いのか?メガネをかける事自体がうっとうしいのか、ただ単にメガネをかけたくないのか?によります。
※原因が
1)メガネでの見え方である場合:近視である場合に限って説明いたします。
メガネを装着したり、しなかったりを繰り返していると、メガネを外した時に、メガネ使用開始時より見えにくく感じるために眼を細めて「調節緊張状態」となってしまい、一時的に近視が強くなります。これを繰り返すと、短期間に近視が強くなってしまいます。その為に「メガネをかけてもよく見えないから」という事で常時装用しない事も考えられます。
近視のメガネは「遠く(黒板等)が見えればいい」というものではなく「遠くも近くも楽に見える」事が重要です。その為、強すぎる近視レンズ(過橋性レンズ)で無いか否かを確認する事が大事です。その場合にはかかりつけの眼科医に相談してみましょう。
2)メガネをかけると、側頭部や耳周囲などが痛い場合:
コロナ禍に入り、マスク生活が余儀なくされています。マスクもメガネも、共に側頭部や耳の周囲に負担(圧力)をかけてしまいます。その為、耳の周囲に接触性皮膚炎という炎症を起こしてしまいます。耳の周囲を観察して、痛みを訴えたり、皮膚が荒れている様であれば、マスクの種類を変える事や、メガネを購入した眼鏡店に持参し、メガネのフィッティングを再度調整してもらうことも重要と思います。皮膚の荒れが酷かったり、痛みが強い場合には皮膚科か耳鼻科の受診が必要になる場合もあります。
3)メガネをかけるとうっとうしい場合:
この場合もメガネのフィッティングがあっていない可能性がありますので眼鏡店にてフィッティングを確認の上、調整してもらうか、重量の軽いものに変更するかの検討が必要かもしれません。
4)単にメガネをかけたくない場合:
近視の場合は、上述の如く、装着したりしなかったりする事で近視が進行し、良好な視力を得るために近視様のレンズの度数がドンドン強くなり、実際の眼の大きさより、周囲の人から見て折角の大きい眼が小さく見える様になってしまいます。その様にならない為にも「メガネ装着の継続」をお奨めください。また「フレーム自体が気に入らない」事も考えられますので、お子様とメガネに関してよく話を聞いてあげてください。
※以上が回答になりますが、コロナ禍においてメガネは飛沫を浴びる事の防止効果もあります。
メガネはフェイスシールド的な役目を持っているという事です。コロナ感染対策にもなりますので、コロナ禍ではコンタクトレンズより、メガネを推奨しています。
質問(3):「視力を回復する方法がしりたいです」の回答
上記に関しては下記1)~6)が行われております。
1) 仮性近視=調節痙攣である場合には点眼治療と生活習慣の注意で回復する事があります。
2) 眼鏡・コンタクトレンズ装用 3)オルソケラトロジー
3) レーザーによる屈折矯正手術(レーシック等) 5)ICL(眼内コンタクトレンズ)
6)白内障手術 等があります。
上記3)~6)に関しては当院では施行しておりません。
また保険適応外の近視治療であるオルソケラトロジーやICL等に関しましても質問がありましたが、効果や費用も施設によって差がある事より回答の詳細は控えさせて頂きます。この点は御了承下さいませ。
質問(4) :「小児眼科に力を入れている眼科が知りたい」に関しての回答
コロナ禍に入ってより、小児眼科に対応していない(出来ない、又は一時中止している)眼科施設も出てきています。
コロナ禍前は当院でも未就学児の患者様の斜視・弱視の検査も視能訓練士(ORT)によって行っ
て参りました。コロナ禍に入ってより未就学児の方の視力や斜視に関しての検査や、外傷などの
対応は一時中止しております。理由は下記になります。
1) 検査に長時間を要する(特に斜視検査や外傷)。
2) 斜視検査では特に、お子様と検査員(ORT)の長時間の会話を要する事。
※特にマスク装着の難しい方の場合には、お互いの感染リスクが高くなるため
※オミクロン株ではお互いがマスク装着下であっても50Cmの距離では感染リスクが高いとされています。
3) 小さいお子様の外傷の診療では、お子様自身に対する衛生管理が難しい。
上記医学的理由により中止しております。
現在の小児の眼科検査対応機関に関しましては、下記八王子市大横保健福祉センター
TEL:042-625-9200 に お問い合わせをお願い致します。
令和5年2月
みなみ野眼科クリニック
急募!医療事務職 (受付事務)
当クリニックでは新規職員を募集中です。
詳細はコチラになります
https://job-gear.net/minaminoeye/
経験により給与等の条件は相談させて頂きます。
ご不明な点がございました際には直接、お電話にて問い合わせ下さい。
明るくて、元気な方の応募をお待ち申し上げます。
令和4年7月14日