院長ごあいさつ
今年は眼科医になり37年目を迎え、
みなみ野眼科クリニックも開業から早24年が経ちました。
開業以来、様々な天災やコロナ禍など激動の時期を乗り越え、現在に至っています。
現在があるのも通院して頂いている患者様方はもちろん、当院に長期勤務して頂いているスタッフの御協力の賜物と思っています。
その中でも医療は確実に進歩しており、特に眼科の医療機器の進歩には著しいものがあります。
光干渉断層計(OCT)【眼底のCTの様なもの】と呼ばれる検査機器は解像度の飛躍的進歩により、緑内障や黄斑変性症の早期発見には欠かせないものとなっています。当院に導入しているOCTアンギオグラフィー(光干渉断層血管撮影)では造影剤を注射する事も無く、ある程度の眼底の血流状況でさえ把握できるようになってきています。
眼科的疾患の治療に関しましても私が眼科医になった頃とはまるで別世界のモノとなってきています。
どこを調べても「失明」の文字がみられる緑内障でさえも、OCT等による早期発見、種々の治療薬の開発により、初期であればある程度の改善、進行の予防も可能になってきています。
当院開業以来、長期の大学病院眼科勤務時代でも診た事のない様な多くの貴重な症例も経験させて頂きました。
クリニックセンターの構造上、患者様のニーズに応えられない事もあるかと思いますが、精一杯医師・スタッフ一同、一丸となって努力して参りますので今後とも宜しくお願い申し上げます。
~先進医療を取り入れながら、患者様の立場となって正直な医療を目指しています。~
みなみ野眼科クリニック 院長 藤田 哲(眼科専門医・医学博士)令和6年8月
院長経歴
- 1989年
- 北里大学病院眼科勤務
- 1991年
- 相模原協同病院眼科勤務
- 1993年
- 北里大学病院眼科勤務(主に網膜剥離・緑内障専門外来、病棟医担当)
- 1995年
- 田園調布中央病院 眼科部長
※眼科専門医取得
※医学博士号取得 - 1996年
- 相模野病院 眼科医長 NICUにて未熟児網膜症治療従事
- 1997年
- 北里大学病院眼科助手(研究員)
- 1998年
- 北里大学病院眼科退職
6月:鎌倉市「湘南みやび眼科」副院長就任 - 2000年 4月
- みなみ野眼科クリニック開業
- 2001年
- 北里大学医学部講師(非常勤)
- 2003年
- 北里大学医学部退職
現在に至る
前 南多摩眼科医会役員
現 八王子医師会5D班班長
主な著作論文
- 脳死における瞳孔の役割
- 藤田 哲、石川 均、辻沢 宇彦、石川 哲
臨床眼科 45:541-543、1991 - 実験的アレルギー性結膜炎への環境化学物質の影響 (1)
- 難波 龍人、藤田 哲, 鳩野 長文、中山 智彦、堀内 浩史、阿部 充志、宮田 幹夫、石川 哲
アレルギー 43(2-2), 396, 1994-02-28 - 瞳孔視野計 (Pupil Perimetry) による緑内障視野計測の試み
- 吉富 健志、松井 孝子、藤田 哲, 長江 尚美、石川 哲
あたらしい眼科 = Journal of the eye 12(5), 833-836, 1995-05-30 - 新しい瞳孔反応解折法による正常及び瞳孔緊張症における瞳孔部位別反応の解析
- 藤田 哲, 吉富 健志、松井 孝子、石川 哲
神経眼科 = Neuro-ophthalmology Japan 12(1), 21-27, 1995-03-25 - Pupil perimetry-A prototype device
- 松井 孝子、吉富 健志、藤田 哲、石川 哲、向野 和雄
Japanese orthoptic journal 24, 45-50, 1996-09-30 - 組織学的検討を行なったICE症候群の一例
- 著者:宮崎 茂則 (北里大)、鳩野 長文 (北里大)、藤田 哲 (北里大)
資料名:神奈川医学会雑誌 巻:25 号:2 ページ:264 発行年:1998年07月
他
- 医療法人社団 幸乃会
みなみ野眼科クリニック - 眼科
- 一般眼科・小児眼科・神経眼科・特殊眼科
- 042-632-5888
- 042-632-5888
- 木曜・土曜午後・日曜・祝日
- 〒192-0917
東京都八王子市西片倉3-1-21
第1みなみ野クリニックセンター2階
アクセス・駐車場案内はこちら